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About

ANAX Story

ANAX Opticsは2022年3月に京都大学で発明された技術もとに立ち上げられたスタートアップ企業です。私たちは光学設計とその製造分野において、優れた学術的知見と最先端技術を融合すべく歩みを開始しました。

桐野(CEO)とブカン(CTO)の両名で共同設立したANAX Opticsは、単なる会社でなくイノベーションの道標でありたいと思います。二人の持つリーダーシップと専門知識の融合で、光学業界の最前線を目指していきます。

我々の特徴は”逆光線追跡”、”トポロジー最適化”、”AIによる光学系の自動選定”に特化していることです。最先端光学素子である自由曲面に焦点を当て、他社との差別化を測っています。パートナー企業との協業で開発した自由曲面の光学設計と製造に関する包括的なソフトウェア(Anax HyperionTM、AnaxCAMTM、Pandao)を提供するとともに、フォトニクスにおける画期的な新しいアプリケーションの開発にも意欲的に取り組んでいます。

学術知見をもとにした創業期からライトフィールド技術で最前線を走る現在まで、我々は革新の道を切り開き続けています。光学に革命を起こすという情熱と使命に突き動かされる人々と共に、単なる製品を作るだけでなく光学の未来を形成していきます。

Last Update

Our Technologies

Business Model

Team members

Okiharu Kirino (D.Eng)

CEO

当社のCEOである桐野 宙治は、超精密加工で博士号を取得し、この分野の国際的なコミュニティで活躍しています。特許出願件数40件、研究者としても欧州の国際学会からの招待講演、論文賞などを受賞しています。超精密部品を供給する中小企業の経営(R&D担当)に 20 年以上携わり、大型国家プロジェクトのマネジメントや、医療機器開発の国際プロジェクトであるジャパンバイオデザインのフェローシップも経験しています。当社の代表取締役として、光学業界内でもリーダーシップを発揮していきます。

Anthony Beaucamp (D.Eng)

CTO

ブカン アントニーは、光学設計とその製造技術における国際的なコミュニティに積極的な貢献を行っています。光学部品の製造装置をリードする英国のZeeko Ltd.社に10年間勤務した後、2010年に日本でアカデミックキャリアをスタートさせました。現在は慶應義塾大学システムデザイン工学科に准教授として所属し、光学設計と製造(generative design, digital twins)、ハイブリッド加工システムの開発を研究しています。10件以上の国際特許、100件以上の出版物(うち査読付き論文が半数以上)の実績があります。2015年には、超精密加工技術への貢献が認められCIRPのF.W.テイラー・メダルを授与されています。当社の共同経営者として、最高技術責任者(CTO)に就任しています。

Jyrki Saarinen (D.Sc, MBA, CBM Chair)

Board Member (Strategic Planning)

Jyrki Saarinen教授は、ヨーロッパと米国(シリコンバレー)で豊富な経験を持つシリアルアントレプレナーであり、光学関連企業を共同設立し多くの成功を経験しています。この中にはユニコーン企業(Exit企業価額10億ドル以上)も含まれており、Heptagon Corp.社(1998年設立、2013年にams AG社により買収)、フィンランドを拠点とするNanocomp Oy Ltd.社(1997年設立、2023年にRadiant Opto-Electronics社により買収)がこれにあたります。Saarinen教授は戦略的な事業計画と投資家との関係において有益な助言を取締役会にもたらすだけでなく、米国と欧州のフォトニクス産業と学界との深いつながりは、当社にとって事業を国際的に成長させる強烈な駆動力となります。

Atsushi Sasaki (M.Eng)

Head of Software Development

フランスのリール大学で大学院(博士前期課程、物理学専攻)を修了後、現地の会社で流体シミュレーションのエンジニアとして就労を経験した後に帰国。創業期より当社に入社し、光学設計ソフトの開発責任者に就任。現在は、新しいライトフィールド場形成システムの設計と実装に焦点を当てています。