ブカン アントニーは、光学設計とその製造技術における国際的なコミュニティに積極的な貢献を行っています。光学部品の製造装置をリードする英国のZeeko Ltd.社に10年間勤務した後、2010年に日本でアカデミックキャリアをスタートさせました。現在は慶應義塾大学システムデザイン工学科に准教授として所属し、光学設計と製造(generative design, digital twins)、ハイブリッド加工システムの開発を研究しています。10件以上の国際特許、100件以上の出版物(うち査読付き論文が半数以上)の実績があります。2015年には、超精密加工技術への貢献が認められCIRPのF.W.テイラー・メダルを授与されています。当社の共同経営者として、最高技術責任者(CTO)に就任しています。
Jyrki Saarinen (D.Sc, MBA, CBM Chair)
Board Member (Strategic Planning)
Jyrki Saarinen教授は、ヨーロッパと米国(シリコンバレー)で豊富な経験を持つシリアルアントレプレナーであり、光学関連企業を共同設立し多くの成功を経験しています。この中にはユニコーン企業(Exit企業価額10億ドル以上)も含まれており、Heptagon Corp.社(1998年設立、2013年にams AG社により買収)、フィンランドを拠点とするNanocomp Oy Ltd.社(1997年設立、2023年にRadiant Opto-Electronics社により買収)がこれにあたります。Saarinen教授は戦略的な事業計画と投資家との関係において有益な助言を取締役会にもたらすだけでなく、米国と欧州のフォトニクス産業と学界との深いつながりは、当社にとって事業を国際的に成長させる強烈な駆動力となります。